TODO: アトピー性皮膚炎の情報まとめる
皮膚の水分量
- アトピー患者は健常者に比べ、皮膚に保持される水分が少ないので、乾燥しやすい。
=> 保湿の必要性
アトピー性皮膚炎患者の皮膚水分率と住環境 | アレルギーの病気について | アレルギー支援ネットワーク
成人アトピー性皮膚炎患者95名と成人健常者46名の皮膚水分率を比較した結果、患者では水分率が有意に低いことが示された。
蒸留水を1滴前腕に滴下し、10秒後に拭き取り、30秒毎に皮膚水分率を測定した。その結果、患者では滴下直後およびその後の水分率が有意に低かった。
黄色ブドウ球菌
=> 皮膚を清潔に保つことの必要性
https://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2015/osa3qr000000t3i7-att/20150422_nagao.pdf
今回本研究グループは、アトピー性皮膚炎のマウスを作成し、そこで見られる皮膚炎は黄色ブドウ球菌を含む異常細菌巣に起因していることを解明しました。
- 黄色ブドウ球菌は、特に炎症・発疹部分に多く存在している。
アトピー性皮膚炎における黄色ブドウ球菌―皮疹部,無疹部における黄ブ菌検出率,ファージ型および薬剤感受性について―
https://www.jstage.jst.go.jp/article/iryo1946/54/2/54_2_62/_article/-char/ja/
黄色ブドウ球菌を抑制・除去するためには、消毒剤や石鹸などが考えるが、肌へのダメージとトレードオフ。
当たり前だが、入浴や清潔な服に着替えることが大事。
医師の間で広まる「洗いすぎない」スキンケア術|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
ヒトの皮膚は通常、皮膚常在菌により皮脂が「パルミチン酸」や「ステアリン酸」に分解されて弱酸性に保たれている。このため、食中毒や皮膚感染症の原因となる黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌は、そもそも増殖しにくい環境となっている。
界面活性剤を用いて過剰に皮膚を洗ってしまうと、保湿に必要な皮脂や皮膚常在菌までもが落ちてしまう
お湯だけの洗浄で皮膚症状が改善
ステロイド外用剤の使用
ステロイドが皮膚に与える副作用には、皮膚萎縮、皮膚線条、紫斑、多毛
Q9 ステロイド長期服用患者の皮膚の菲薄化、どうケアする? : Part3 ハイリスク・スキントラブルへの対処 | アルメディアWEB
同一箇所に毎日、長期に渡って使用する結果に陥ってしまうと、局所的副作用が起こりやすい
薬局でよく聞く!ステロイド外用剤の誤解|田辺三菱製薬|ヒフノコトサイト
汗との関係
健常者に比し軸索反射性発汗量の有意な減少と,発汗に要する時間の有意な延長が皮疹の有無に関わらず認められた
アトピー性皮膚炎における発汗異常の実態:バリア機能への影響を考える